小児歯科は大切です
子供のうちからかかりつけの歯医者を作っておく事は
お口の健康を一生涯守る上で、とても重要です。
かみ合わせ、虫歯予防、歯周病予防の観点から、小児期に診させていただく事はとても大切です。
虫歯予防や矯正治療などにより、お口の健康を長きにわたりたもつ前準備をしていきます。
乳歯の虫歯と永久歯の虫歯との違い
子供(乳歯)の虫歯は永久歯の虫歯と比べて進行が早く、痛みが出にくい傾向があります。
そのため、いつの間にか虫歯がかなり進行してしまうということがよくありますので、
ご両親がお口の中をチェックしてあげたり、定期的に歯科医院へ行くことが大切です。
子供の虫歯の種類
虫歯は進行度によって、治療方法が変わって来ます。
CO:初期虫歯
C1:軽度の虫歯
C2:中等度の虫歯
C3:神経を取る必要のある虫歯
C4:歯を抜く必要のある虫歯
大きくわけると、上記の5種類です。
この中で、初期虫歯は「再石灰化」と呼ばれる現象によって、
治る可能性があるので、当院では削って詰めたりしないで「フッ素」を使って様子を見て行きます。
ただ、ご自分では判断がつきにくい場合もありますので、気になったら歯医者さんで診てもらうようにしてください。
歯医者さんは怖くない
痛みが出てしまっている場合などの緊急な場合を除いて、いきなりの虫歯治療はあまりお勧めできません。
まずは診察室に入ってお口を開ける。どんな道具をつかって治療をするのかを見る。ぐらいからはじめていきます。
子供からすれば、あまり楽しいところではないと思います。
少しでも警戒心を解いてあげてからの治療が必要だと考えております。
そのためにはご家族の協力が必要となります。
ちゃんとできたときは褒めてあげてください。宜しくお願いします。
子供の歯は乳歯といって6歳ころから大人の歯(永久歯)に生え変わっていきます。
どうせ抜けてしまうからといって虫歯を放置するのは良くないです。
虫歯の細菌が後から生えてくる永久歯に悪影響を与えることもありますし、
虫歯によって歯の形が変わってしまったことが原因で歯並びが悪くなることもあります。
定期的に歯科医院で検診を受けて虫歯予防や早期治療をお勧めいたします。